カビキラーで長い時間置きすぎるとどうなる?流し忘れで一晩放置しちゃったら?カビキラーは危険なのかどうかをご紹介します。あと正しい使い方も紹介しているので参考にしてみて下さいね!
目次
カビキラーの時間置きすぎは危険なこともある!
カビキラーを流し忘れで長い時間置きすぎた場合、体質や病歴にもよりますが危険なケースもあり得ます。
その原因がカビキラーの臭い=塩素系の臭いです。
この塩素系の臭いが体質的に合わないとか、呼吸器系の疾患があると何らかの影響を及ぼす可能性があるんですね。
例えば、体質的に合わない方なら「気分が悪くなった」「具合が悪くなる」「頭痛」「吐き気(嘔吐)」とか、呼吸器系の疾患がある方なら「呼吸が苦しい(息苦しい)」「咳が止まらない」「喉が痛い」とか。
カビキラーで長い時間置きすぎるとこの塩素系の臭いが漂い続けますので合わない場合、体調不良や人体への影響があってもおかしくはないです。
そのためカビキラーを長い時間置きすぎる、流し忘れで一晩放置してしまった、などは注意した方が良いでしょう!
あと、カビキラーの使用時間に関してはボトルの裏や公式サイトに記載があり、「スプレーして数分後に水で洗い流す」「ひどいカビ汚れには約20~30分置くと効果的」と言っています。
つまり、最大でも30分っていうのが使用時間の目安になるので、コレ以上の長い時間置きすぎや一晩放置などは推奨されていないと考えられます。
ですから、できるだけ使用時間は守ってカビキラーを使うようにして下さい!
ただ個人的な経験から言いますと、カビキラーを一晩放置は経験がないので分かりませんが、『数時間くらい流し忘れた』ことはあったけど特に危険はありませんでした。
長い時間置きすぎても浴室の排水溝や床、ゴムパッキンなども平気で腐食や変色もなかったです。(たまたまかも知れませんが)
先にも述べたように危険かどうかは体質や病歴などにもよるのであくまで参考程度ですけどね。
あと、カビキラーを使用したのが浴室で寝室やリビングからある程度距離があるため、塩素系の臭いもそこまで気にならなかったということもあるのかも?
まとめると、カビキラーを長い時間置きすぎれば、
・塩素系の臭いが充満し続ける
・個人差や病歴次第で体調不良の可能性
・人体への影響も皆無ではない
・・・ので流し忘れないようにして下さい!
以上、カビキラーで長い時間置きすぎればどうなる?に関してでした。
カビキラーを使う場合は『使用時間』をしっかり守り『正しい使い方』をして行って下さいね。
あと参考程度ですが、「カビキラーの使用が心配」とか「臭いで体調が悪くなる」などの場合は別の洗剤を使っても良いけど、実はプロの業者に頼むのも1つの手です。
いわゆるハウスクリーニング業者のことで、彼らは独自の技術でカビを含めた汚れを床から天井、掃除しにくい四隅、狭い場所などを徹底的にキレイにしてくれます。
例えばイオングループが運営する『カジタク』などが有名で、あなたは別の部屋に居れば良いだけ、体調が悪くなることもないので安心だし楽ちんですよ。
多少の料金はかかりますが、カビキラーであなたやご家族の体調が悪くなるのが不安ならプロの業者を利用してみてはいかがですか?
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正しい使い方について
カビキラーでカビを効率良く退治して安全に使うためのポイントをご紹介します。
事前に用意するもの
・ゴーグルや保護メガネ
・マスク
・ゴム手袋
・・・これら3つは必ず用意して使うようにして下さい。
ゴーグルや保護メガネはカビキラーの液が目に入るのを防ぎ、マスクは塩素系の臭いを直接吸い込むことを防ぎ、ゴム手袋は液が手に付くことを防ぎますから。
これらはあなたを危険から守ってくれますので、面倒くさがらずに用意して身に着けてからカビキラーを使うようにして下さい!
使い方
基本的な使い方がこちら。
・換気扇を回したり窓を開けて換気を良くしておく
・落としたいカビに15センチほど距離を取って直接スプレーする
・数分後、水でしっかり洗い流す
・ひどいカビには約20分~30分置く
・・・となっています。
あとネットの情報ですが、しつこいカビにはカビキラーを噴射後、『ラップ』でカビの部分をパックすると液が浸透しやすくなってカビ退治がスムーズになるそうです。
あるいは、カビキラーの液に『重曹』を混ぜて粘度を高めるとしつこいカビが除去しやすくなるんだそう。
重曹は使ったことはありませんが、ラップ(キッチンペーパーでも良い)を使用すると効果が高まるので意外とお薦めです!
また、
・顔に向けてスプレーしない
・目線より高い場所にスプレーしない
・壁や天井などに使う場合は、柄つきのスポンジやフローリングワイパーなどを使う
・1回に大量に使わない
・入浴中は使わない
・お湯で洗い流すと臭いがキツくなることがある
・使用後は目や手、顔を洗う
・・・などのしてはいけないこと、使用上の注意も知っておいて下さいね!
■参考:天井などへの使い方(画像あり)
使える場所・使えない場所
カビキラーには使える場所・使えない場所があるので知っておきましょう。
基本的に浴室で使うことになります。
『使える場所』
・浴室内の壁、タイル、目地
・マット
・小物類
・シャワーカーテン
・ゴムパッキン
・排水溝
・風呂のフタ
・・・このような場所ですが、長い時間置きすぎると腐食したり劣化したりするので使用時間は守って下さい。
『使えない場所』
・金属やアルミなどが使用されている箇所
・木が使用されている箇所
・衣類など布製品
・浴槽(材質次第で変色や劣化)
・・・こういった場所で使うと腐食したりサビたりする可能性があるので止めておきましょう。
「混ぜるな危険」に注意!
カビキラーのような塩素系とサンポールやティンクル、酢やクエン酸など酸性の洗剤を一緒に使う(混ぜる)と有毒ガスが発生します。
このガスを吸うと肺や喉を傷めたり、体調を著しく悪くすることもあるので注意が必要です。
もしカビキラーなど塩素系洗剤と酸性の洗剤を使う場合は、一方を使った後にしっかり洗い流してからもう一方を使うと良いでしょう。
ポイントは水でしっかり洗い流すことで、液が残っていなければ混ざることもないし有毒ガスも発生しないので安全になります。
あるいは日を改めて使うこともお薦め。
今日はカビキラーを使う、明日はサンポールやティンクルを使うって感じなら有毒ガスも発生せず安全ですよ!
使用後、お風呂に入っても良い?
カビキラーを使ってもしっかりと洗い流していれば、すぐにお湯を張ってお風呂に入ってもOKです。
お風呂の床やタイルなども同様で、しっかり洗い流していればそのまま素足で踏んでも危険はないので安心して下さい。
カビキラーの詳細情報!
カビキラーは『次亜塩素酸』『水酸化ナトリウム』『界面活性剤』の3つの作用でしつこいカビ(黒カビやピンクカビ)を退治してくれる洗剤です。
水酸化ナトリウムがカビの細胞壁を壊しカビ内部へ浸透、そこへ次亜塩素酸が来てカビの組織などを分解、そして界面活性剤が分解したカビを浮き上がらせて水で流しやすくします。
ザックリ言うとこんな作用でカビキラーはカビを退治してくれるんですね!
成分一覧
カビキラーの成分は、
水(溶剤)・次亜塩素酸塩(酸化剤)・安定化剤 ・水酸化ナトリウム(アルカリ剤)・アルキルアミンオキシド(界面活性剤)・アルキルスルホン酸ナトリウム(界面活性剤)・アルキル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤)・香料
引用元:カビキラー公式
・・・となっています。
ラインナップ
実はカビキラーには色々と姉妹品があるんですよ。
例えば、
・ゴムパッキン用カビキラー
・洗濯槽カビキラー
・カビキラーキッチン
・アルコール除菌キッチン用
・電動スプレー
・・・などなど。
見ての通り、カビキラーの洗濯槽用やキッチン用、アルコール除菌などもあるので使い分けるのも全然アリですよ。
色々な種類のカビキラーを常備しておくのも良いかもね?
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